歯周病治療とはどんな治療なのか?

2020.11.10

歯周病は40歳の8割以上がかかっている「国民病」といわれています。[注1]

歯周病になってしまうと、口臭がしたり、口の中がネバネバしたり、歯茎ぐきから出血したりと、さまざまな症状が現れます。

歯周病は初期症状が分かりにくく、症状が現れた時点で症状が進行していることが少なくありません。

歯周病は最悪の場合、歯を失ってしまう怖い病気です。事実、歯が抜けてしまった原因の37.1%が歯周病であることが分かっています。[注2]

本記事では、歯医者で受ける歯周病治療について解説します。

また、歯周病を予防する方法もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

[注1]毎日新聞 40歳以上の8割が罹患 歯周病は怖い“国民病”

[注2]第2回 永久歯の抜歯原因調査(PDF)- 8020推進財団

歯周病の治療について

歯医者で受ける歯周病治療の流れを紹介します。歯周病の進行の度合いによって、内容が変わる場合がありますので、注意してください。

検査・診断、基本治療、外科治療の順に解説します。

検査・診断

まず検査をし、歯周病かどうか、歯周病の場合はどのくらい進行しているかを調べます。

検査で歯周病と診断されたら、次に精密検査を行います。

精密検査は、精密レントゲンと歯周ポケットの2種類です。表面からでは見えない内部まで、しっかりと状態を確かめます。

基本治療1. プラークコントロール

基本治療・プラークコントロールと外科治療

プラークコントロールは、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)を減らすことです。

プラークの中には、細菌がおよそ600種類も存在しており、歯磨きのみでは約6割程度しか除去することができません。

そのため、歯磨きはとても重要で、正しい方法で行う必要があるのです。

プラークコントロールは、

  • プラークテスターによる磨き残しのチェック
  • 正しい歯磨きの方法の指導
  • デンタルフロスの使用
  • 定期的なメンテナンス

といった歯磨きの精度を高めるためとプラークを減らすための治療が行われます。

基本治療2. スケーリング

スケーリングは、蓄積したプラークや歯石を、スケーラーと呼ばれる先の細い専用の器具で除去する処置です。歯の根元や、歯と歯の間などに潜んでいるプラークを除去していきます。

外科治療

基本治療で状態が改善されなかった場合は、歯医者による外科治療を行います。

フラップ手術

フラップ手術は、基本治療で治りきらなかった、歯周ポケットの奥深くにある歯石やプラークを除去する治療です。

歯周ポケットが見えるよう、歯ぐきを一部を切開することで、歯石やプラークをしっかり除去することができます。

GTR法

GTR法は、歯周病で下がってしまった歯ぐきや、歯槽骨(歯を支える骨)の組織を再生するための手術です。

まず歯ぐきを切開し、歯根のプラークや歯石を除去します。

次に、「メンブレン」と呼ばれる特殊な人工膜を挿入し、歯槽骨の再生を促します。挿入したメンブレンは、自然に溶けて組織に吸収されます。

エムドゲイン

エムドゲインは、歯槽骨などの歯周組織を再生させる治療法です。

手術の流れはGTR法と似ており、歯ぐきを切開し、歯根のプラークや歯石を除去します。

そして、失われた骨の部分に、「エムドゲイン・ゲル」を塗布して縫合します。このエムドゲイン・ゲルは、タンパク質の一種で、豚の歯胚組織から作られています。

歯が生えてくるときと同じ環境を作り出すことで、歯周組織の再生が可能です。

ほかにもさまざまな外科治療があり、歯周病の進行によって処置内容が変わります。

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歯周病の原因と予防する3つのポイント

歯周病の原因は、

  • 歯磨き
  • 歯並び
  • 喫煙
  • 睡眠不足
  • 食生活
  • ストレス
  • 口呼吸

などがあります。

歯周病を予防するための3つのポイントを紹介します。

1. 歯磨きを正しく行う

歯周病予防に1番大切なことは、「正しく歯磨きをすること」です。

歯周病の原因であるプラークは、歯磨きでないと落とせません。ただ歯磨きをすればよいのではなく、しっかりと汚れを落とすことを意識して歯磨きを行いましょう。

歯と歯ぐきの間に45度の角度で歯ブラシを当てて磨くのがポイントです。力強くゴシゴシと磨くのではなく、細かく横に振動させるようにして磨きましょう。

奥歯や、歯が重なっているところや磨きにくい場所は、ワンタフトブラシという小さなヘッドが特徴の歯ブラシを使えば、効果的に磨くことができます。

デンタルリンスを取り入れるのもおすすめです。

2. 生活習慣を見直し・整える

睡眠不足による疲れや、ストレス、喫煙は、歯周病に繋がる大きな原因です。

疲れていたり、ストレスを抱えていると、免疫力の低下や唾液の分泌量が減ることで歯周病を引き起こします。また、タバコに含まれるニコチンは、歯ぐきの血流を悪化させ、免疫力も低下させるため、歯周病になりやすくなります。

規則正しい生活を心がける、タバコはなるべく控えるなど生活習慣を見直しましょう。

3. バランスの良い食生活

偏った食生活も、歯周病を引き起こす原因になります。

しっかり噛んで食べる歯ごたえのある食材や、ビタミンやカルシウム、マグネシウムが豊富なものを食べるようにしましょう。

食べたあとは、歯磨きを忘れずに行なってください。

歯周病にならないために正しい歯磨きをしよう

歯周病予防には、正しい方法で歯磨きをする、生活習慣を整える、バランスの良い食事を心がけることが大切です。日頃から意識しておくことで、歯周病だけでなく、口臭や虫歯といった口内トラブルを防げます。

万が一、歯周病になってしまうと、最悪の場合、歯を失ってしまう可能性があります。なるべく早めに歯医者で治療を受けてください。

健康な歯は、生きてくうえで欠かすことができないパーツです。いくつになっても、自分の歯で食事を楽しむために、歯のケアを習慣にしましょう。

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