とっても大切な６歳臼歯！！

皆さんは６歳臼歯がどのような歯かご存知ですか？？

6歳臼歯とは、6才前後に生えてくる永久歯のことで、

歯科用語では「第一大臼歯」と呼びます。

この歯はかみ合わせの中心となる歯で、

歯の中で噛む力が最も大きくかかる部分です。

かみ合わせのポイントである6歳臼歯を失ってしまうと、

咀嚼効率（食べ物を噛んですりつぶすし、飲み込みやすくすること）

が下がると言われており、

その影響で胃腸に負担がかかったり、

肩こりや腰痛を引き起こしたりと体の不調が起こりやすくなります。

このように6歳臼歯はとても重要な役割をもちますが、

次のようなことから虫歯になりやすいので注意が必要です⚡

・乳歯の奥に生えてくるため気付きにくい

・生えたての6才臼歯の手前に乳歯があるため磨きにくい

・生えて間もない永久歯は質が弱い

・かみ合わせの溝が深いことが多く、汚れが落としにくい傾向にある

6歳臼歯を虫歯から守る対策としては、

次のことが挙げられます。

＜保護者の方ができる対策＞

①日頃からお口の状態を確認しておく

②低学年までは手先の器用さに欠けるため、必ず仕上げ磨きを行う

＜歯科医院で受けられる対策＞

①磨き方のコツや食生活の注意点を学ぶ

②歯質を強化を期待できる高濃度のフッ素を塗ってもらう

③み合せの溝をプラスチックやセメントで埋める”シーラント”を受ける

6歳臼歯をはじめ永久歯は、

生涯使い続ける大切な歯です！！

かかりつけ医をもち、

定期検診を受けながら歯の健康を守りましょう！！！

定期検診は へ！！！！

ご来院お待ちしております。