差し歯とインプラントではどちらが自然?治療法の違いやメリット・デメリットを解説

更新日:2025.04.04 インプラント

差し歯 インプラント 違い

歯の治療中に、差し歯とインプラントのどちらを選ぶべきか悩む方は多いのではないでしょうか。それぞれの治療方法の違いやメリット・デメリットを知っておくと、自分に合った治療方法を選びやすくなります。

本記事では、差し歯とインプラントで迷っている方に向けて、それぞれの治療法とその違いや、メリット・デメリットを解説します。

差し歯とインプラントの違いは?

歯を失った際の代表的な治療法として、「差し歯」と「インプラント」があります。どちらも人工の歯を補う方法ですが、治療の仕組みや費用、耐久性などに違いがあります。

差し歯は、歯の根が残っている場合に、その根を土台として人工の歯を装着する方法です。一方、インプラントは、歯の根が失われた場合に、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。

両者の主な違いを以下の表にまとめました。

項目

差し歯

インプラント

治療方法

残っている歯の根を利用

人工歯根を埋め込む

手術の有無

なし

あり

治療期間

比較的短い

数カ月〜1年程度

保険適用

保険適用あり(※一部材質は保険適用外)

基本的に保険適用外

耐久性

材質によるが劣化の可能性あり

長期間維持可能

見た目

材質によっては変色の可能性あり

天然歯に近い見た目

周囲の歯への影響

健康な歯を削る場合がある

周囲の歯に影響を与えない

 

このように、それぞれの治療法に異なる特徴があるため、自身の歯の状態や予算、希望に応じて適した方法を選ぶことが大切です。

差し歯のメリット・デメリット

差し歯は、歯の大部分を失った患者さんに対して行われる治療法の一つです。この治療では、残っている歯の根元に「コア」と呼ばれる土台を取り付け、その上に人工の歯をかぶせます。そのため、差し歯治療を行うには、患者さんの歯の根元が保存可能な状態で残っていることが条件です。

差し歯にするメリット

差し歯にするメリットは、手術が不要で治療期間が短いため、痛みや心理的な負担が少ないことです。また費用面で選択肢が広いこともメリットといえます。

差し歯はインプラントのような大がかりな外科手術を必要としないため、治療の痛みは少なく、一般的な歯科医院でも施術が可能です。

また差し歯の場合、銀歯や硬質レジンなどの健康保険が適用される素材を選べば、費用を抑えられます。見た目や強度を重視する場合は、健康保険は適用されないものの、セラミックなどの素材も選べます。

差し歯にするデメリット

一方、差し歯治療には、いくつかのデメリットも存在します。

差し歯治療では、患者さん自身の歯の根元を利用するため、虫歯や歯周病のケアにも十分な注意が必要不可欠です。そのため、歯の根元や骨の状態が悪い場合、せっかく装着した人工歯が脱落するリスクがあるため注意が必要です。

また、治療後は人工歯が変色して目立ちやすくなったり、劣化が早まったりする場合もあります。審美性や耐久性を重視する場合は、健康保険適用外の素材を選ぶ必要があり、その分、費用が高くなる点にも注意が必要です。

インプラントのメリット・デメリット

インプラント治療は、歯が抜けた部分に、人工の歯根を埋め込んで、その上に人工の歯を装着する治療法です。

インプラント治療では、患者さんの歯茎を切開して顎の骨に穴を開け、その穴に「インプラント体」と呼ばれるチタン製のネジを埋め込みます。その後、数カ月かけてインプラント体と骨が結合したら、再度歯茎を切開して土台となる「アバットメント」を取り付け、人工歯を装着する仕組みです。

インプラントにするメリット

インプラント治療を行う主なメリットは、治療完了時の自然さと審美性です。

インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、天然の歯と同じ感覚で食事を楽しむことができ、硬い食べ物も気にせず咀嚼できます。

また、見た目も天然の歯に近い自然な仕上がりになるため、審美性にも優れています。インプラントで治療をすれば、人前で人工歯を見せる抵抗感が軽減されるでしょう。

他の歯を削ったり土台にしたりする必要がないため、周囲の歯への負担が少なく、虫歯になるリスクが少ないことも大きなメリットです。

インプラントにするデメリット

インプラント治療のデメリットには、費用の高さや外科手術による負担などが挙げられます。

インプラントはほとんどのケースで健康保険が適用されず、治療費は全額自己負担です。1本当たりの治療費は数10万円かかるケースもあるため、複数のインプラントを入れたい場合は、高額になる可能性があるでしょう。

また、インプラント治療では外科手術が必要です。麻酔を使用するため痛みはほとんどありませんが、身体的・心理的な負担になる場合もあることを知っておきましょう。

より自然な歯を目指すならインプラントがおすすめ

差し歯とインプラントは、まず自分の歯の根元を使うか、使わないかという点に違いがあります。

差し歯は自分の歯の根元を使用するため、治療期間が短く費用面の自由度が高いというメリットがあります。しかし、歯を削ったり、将来的に根元の部分の負担が大きくなったりする可能性があることを知っておきましょう。

より自然な歯に近い見た目や機能を求める方には、インプラントがおすすめです。インプラントなら、天然の歯に近い感覚で食事を楽しめます。見た目も自然で審美性に優れているため、自信を持って日々の生活を過ごしせるでしょう。

名古屋歯科は最新式のCTなど、インプラント特化の設備を完備。骨造成手術が必要な症例にも迅速に対応できる体制が整っています。高水準な治療環境でインプラント治療を受けたい方は、ぜひ名古屋歯科にご相談ください。

公開日:2025.04.04
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