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瑞穂本院 052-851-8241 名古屋駅院 052-433-6880 瑞穂本院 Web予約 名古屋駅院 Web予約オールオン4とオールオン6はどちらもインプラント治療ですが、埋め込むインプラントの本数や耐久性、費用、治療期間、適用できる症例などに違いがあります。そのため、インプラント治療を検討する際は両者の特徴や違いをよく理解した上で、医師と相談しながら適切な方法を選択するのが大切です。
本記事ではオールオン4とオールオン6それぞれの基本的な知識や、両者の違い、費用感、選ぶときの基準、失敗しないクリニック選びのポイントをまとめました。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
オールオン4とオールオン6は、どちらも歯をすべて失った方、あるいは歯がほとんど残っていない方を対象とした治療法です。上あごまたは下あごに4本または6本のインプラントを埋め込み、それらを支えとして義歯(人工の歯)を固定します。
オールオン4とオールオン6にはいくつかの違いがありますが、以下のような共通する特徴・メリットがあります。
一般的なインプラントでは、失われた1本の歯ごとに1本のインプラントを埋め込んで治療します。しかし、歯をすべて失っている場合やほとんどを失っている場合、数十本ものインプラントが必要となり、患者さんの負担が非常に大きくなります。
その点、オールオン4やオールオン6は、4本または6本という少ない本数で全体の義歯を支えられるため、身体的な負担を大幅に軽減可能です。また、埋入するインプラントの本数が少なくなる分、治療にかかるコストも抑えられる傾向です。一回の施術で仮歯まで装着できるケースも多く、治療期間の短縮も期待できます。
また、オールオン4やオールオン6を含むインプラントは、あごの骨に人工歯根を直接埋め込む構造のため、天然歯に近い噛み心地を得られる点も大きな魅力です。噛む力があごの骨に伝わることで、骨が適度に刺激され、加齢による骨の吸収(骨の痩せ)を抑える効果も期待できます。
なお、こういった特徴は、総入れ歯と大きく異なります。総入れ歯は歯ぐきに吸着させて使うので、噛む力が弱く、外れやすい・動きやすいといったデメリットがあります。そのため、自然な噛み心地や見た目・安定感を重視する方には、オールオン4やオールオン6は有効な選択肢といえるでしょう。
ただし、インプラントはあごの骨に穴を開けてインプラントを埋め込む外科手術が必要です。手術に対して緊張感や抵抗を覚える方も少なくないため、不安な方は納得できるまで医師の説明を受けることが大切です。
オールオン4とオールオン6は基本的な部分やメリットに多くの共通点がある一方、いくつかの明確な違いもあります。オールオン4とオールオン6のいずれか一方を選択する際は、両者の違いをよく理解した上で、慎重に検討しましょう。
ここではオールオン4とオールオン6の違いを、5つの視点から解説します。
オールオン4とオールオン6では、あごの骨に埋入するインプラント体の本数と配置が異なります。オールオン4のインプラント体は、上または下のあごの前歯部に2本、臼歯部に2本の計4本を埋め込みます。
一方のオールオン6は、上または下のあごの前歯部に2本埋入する点は同じですが、臼歯部分に4本、計6本のインプラント体を埋め込むところが大きな違いです。この違いが、後述する安定性や費用、治療期間、適用症例などにも影響します。
オールオン4と6では、義歯を支えるインプラント体の本数が異なるため、歯全体の安定性や耐久性に差が出ます。
インプラント体4本で構成されるオールオン4は、1本当たりにかかる負担がやや大きくなります。とはいえ、適切に施術されれば安定性は十分です。ただ、オールオン6に比べると、どうしても1本当たりのインプラント体にかかる負担は大きいです。
一方、オールオン6は、1本当たりの負荷が分散され、より安定性・耐久性に優れるとされています。
オールオン4とオールオン6は、使用するインプラント体の本数が異なる分、費用相場にも差が生じます。
費用相場は治療内容や医療機関によって大きく異なるため一概に言えませんが、オールオン4は280万円~300万円程度、オールオン6は310万円~330万円程度が相場とされています。費用の内訳は以下の通りです。
上記でオールオン4、オールオン6のおおよその費用相場を紹介しましたが、実際の費用は施術を受けたクリニックや、使用する材料、追加処置の有無などによって差が出ます。
クリニックによって差が出る理由の一つは、インプラント治療が健康保険適用外の自由診療であり、クリニック側が任意で料金を設定できるためです。同じオールオン4、オールオン6であっても、施術を行うクリニックの設備や技術によってトータル費用に大きな差が生じる場合があります。
また、インプラントに使用される材料によっても、費用の違いがあります。例えば、インプラントの上部構造はセラミック製ですが、その中でも強度の強いジルコニアや透明性の高いオールセラミックなどは、一般的に高価になる傾向です。一方、セラミックにプラスチックを混ぜたハイブリッドセラミックは、純粋なセラミック製よりも安価になります。
さらに、追加処置の有無も費用に差が出る要素です。例えば、骨が薄くてインプラントを埋め込めない場合はGBR(骨誘導再生法)や、ソケットプリザベーション(抜歯窩保全術)などによる対策が必要となり、別途施術費がかかります。
施術方法や使用する材料、追加施術の有無については事前にクリニックへ確認し、予算やニーズを踏まえながら自分に合った施術を選択しましょう。
オールオン4とオールオン6は、どちらも入院の必要がなく、日帰りで施術を受けられます。
ただし、埋入するインプラント体の本数が多い分、オールオン6の方が治療時間が長くなることが多いです。
実際の施術時間は口腔内の状態などによって異なりますが、オールオン4は1時間~1時間半くらいで完了するのに対し、オールオン6は1時間半~2時間程かかります。また、施術後の回復についてもオールオン4の方が比較的短いため、治療期間や治療計画に差があります。
オールオン4とオールオン6のどちらを選ぶべきかは、あごの骨の状態に左右されることもあります。
オールオン4は、インプラント体1本にかかる負担が大きくなりやすいため、土台となるあごの骨が比較的しっかりしていなければなりません。あごの骨の量が少ない場合、骨造成手術などの追加処置を検討しなければならず、患者さんへの負担やコストが増加する可能性があります。
一方、オールオン6は、より多くのインプラント体で義歯を支える仕組みになっているため、あごの骨量が少なくてもインプラントの配置場所を調整すれば、追加処置なしで受けられる場合があります。オールオン4よりも費用はかかりますが、追加処置の必要がなければ、結果としてオールオン6の方がトータルコストを抑えられるケースもあるでしょう。
前述のように、オールオン4は義歯を支えるインプラント体が少ない分、オールオン6に比べると1本当たりにかかる負担が大きくなります。特に、強くかむ癖がある方や歯ぎしりの習慣がある方は、インプラント体にかかる負担が大きくなりやすいです。場合によっては破損につながることもあるため、かむ力を分散できるオールオン6が向いている可能性があります。
一方、オールオン6はインプラント体の数が多くなる分、手術の負担がオールオン4より大きくなりやすいのが懸念点です。オールオン6の手術の負担が気になる方は医師に相談し、施術しても問題ないかどうか確認してみましょう。
なお、オールオン4とオールオン6で共通するリスクもいくつかあります。主な例として挙げられるのは、インプラント周囲炎や噛み合わせの不具合、術後の腫れ・痛みなどです。インプラント周囲炎とはその名の通り、インプラント周辺の組織に炎症が起こる疾患のことです。適切な治療を行わなければ、インプラント体が抜け落ちる原因となります。
万が一、施術中にインプラント体の位置や角度の調整がうまく行かない、神経や血管を傷付けたなどのトラブルがあった場合は、術後の噛み合わせに問題が生じたり、腫れや痛みを感じたりすることもあります。
これらのリスクは適切な施術とケアによって予防できるため、経験・実績の豊富なクリニックに施術を依頼するとともに、術後のケアを念入りに行うことが大切です。
ここまでオールオン4とオールオン6の違いを説明してきましたが、どちらを選ぶべきかは、患者さんの口腔内の状態やインプラント治療に対するニーズなどによって異なります。
以下に、それぞれの治療法に適しているとされるケースを分かりやすくまとめました。自分に合った選択をするための参考にしてください。
オールオン4がおすすめな方
骨造成などの追加処置なしで対応できる可能性が高いです。
埋入本数が少ないため、比較的短時間での施術が可能です。
使用するインプラント本数が少ない分、費用負担も軽減されます。
日帰り施術が可能で、術後の回復も比較的早い傾向にあります。
オールオン6がおすすめな方
インプラント本数が多く、咬合力の分散に優れています。
1本当たりの負荷を軽減できるため、破損リスクを抑えやすくなります。
複数本で支える構造により、義歯の安定性が高く、安心感があります。
骨の状態に応じて、インプラントの配置を調整することで、骨造成を回避できる可能性があるため、身体的・経済的な負担を抑えられることがあります。
オールオン4とオールオン6のどちらが適しているかは、検査結果や健康状態、生活習慣などを総合的に考慮する必要があります。医師とよく相談しながら、安全性・機能性・見た目・費用のバランスを考え、納得できる治療法を選びましょう。
オールオン4やオールオン6による治療で、術後のトラブル予防や審美性の高さを求めるのなら、クリニック選びは非常に重要です。
ここでは、後悔しない治療を受けるために押さえておきたいクリニック選びのポイントを6つご紹介します。
インプラント治療は専門的な知識はもちろん、豊富な経験と技術が求められます。症例の実績が豊富なクリニックならば、個々の患者さんに適した施術や調整が可能です。
また、難症例への対応も柔軟に行ってもらえるため、どなたでも安心して施術を依頼できるでしょう。
名古屋歯科では年間1,000本以上のインプラント症例を手がけてきた実績があり、患者さんのニーズや口腔内の状態に応じた治療を提供いたします。
インプラントの専門医が在籍しているかどうかも、クリニック選びを左右する重要なポイントの一つです。
例えば、日本口腔インプラント学会や国際口腔インプラント学会など、認定を受けている専門医が在籍するクリニックであれば、インプラント医療に対する高度な知識や技術が証明されており、安心して施術を任せやすいでしょう。
名古屋歯科の理事長であり、瑞穂本院の院長も勤める平井健人は、国際インプラント学会の認定医であり、豊富な症例実績を保有しています。インプラント治療を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
クリニックを選ぶ際は、最新の設備が充実しているかどうかも確認しましょう。
インプラント治療の精度を高めるためには、CTスキャンやシミュレーションソフト、サージカルガイドなどの先進機器の導入が不可欠です。最新設備が整っているクリニックでは、より正確な診断・計画・施術が可能となり、術後のトラブルを未然に防ぐ効果も期待できます。
名古屋歯科ではインプラント治療に特化した最新式のCTスキャンや、大学病院クラスの滅菌設備、超音波洗浄機など、高精度な施術を行うためのインプラント設備を完備しています。また、インプラント治療専用個室も用意しているため、プライバシーに配慮した環境で施術を受けることが可能です。
カウンセリングや説明が丁寧かどうかも重要なポイントです。
インプラント治療に関する基本的な知識やリスク、オールオン4とオールオン6の違いなどを丁寧に説明してくれるかどうかもチェックしましょう。
問い合わせをしたときの電話対応やメール対応が誠実だったか、カウンセリングのときの説明に納得できたか、質問に対して迅速かつ丁寧に回答してくれたかなどを総合的に判断し、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
名古屋歯科では、経験豊富な専門医が患者さんとマンツーマンで対応する無料相談会を実施しています。事前のカウンセリングも30分~1時間かけて丁寧に行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラントは術後のメンテナンスやサポート体制が非常に重要です。
施術後に痛みや腫れ、噛み合わせに不具合などが起こることもあるため、アフターケアや保証制度が整っているクリニックを選びましょう。
アフターケアや保証制度が充実しているところなら、万が一のことがあっても迅速に対応してもらえるので、初めての方でも安心して施術できます。なお、保証制度の有無や保証期間はクリニックごとに異なるため、事前に説明やカウンセリングできちんと確認しておきましょう。
名古屋歯科では、3カ月〜6カ月に一度、定期的なメンテナンスや定期検査を行っています。インプラント部位に関しては無料、残っている天然歯は保険診療での対応をなります。定期検査以外の場合でも、違和感を感じた場合などご相談可能です。
インプラント治療は健康保険が適用されない自由診療のため、費用が高額になることがあります。そのため、料金体系の明瞭さはとても大切なポイントです。
Webサイトなどに明確な料金が掲載されているか、総額で表示されているか、追加費用の有無や内訳が説明されているかなどをチェックしておきましょう。
名古屋歯科では、初回に検査費用も含めた総額を提示する治療計画書(見積書)を提示する決まりになっており、後から追加費用を請求することはありません。なお、インプラントの費用は、インプラントのメーカーや使用材料ごとに明確に決められています。Webサイトにも掲載していますので、ぜひご確認ください。
ここでは、オールオン4やオールオン6についてよくある質問をまとめました。
A.インプラント手術の直後は、出血や腫れを避けるためにも、刺激の強い食べ物は避けた方が良いでしょう。また、傷口がしっかりと回復するまでは、やわらかい食べ物を選ぶのがおすすめです。
A.金属アレルギーがあってもほとんどのケースで治療可能です。インプラント体に用いられているチタンという金属は、人体との親和性が高く、金属アレルギーを起こしにくいといわれています。
ただし、アレルギーの有無や程度には個人差があるため、事前に医師に相談し、治療を受けられるかどうか確認しましょう。
A.オールオン4とオールオン6のどちらであっても、術後は定期的なメンテナンスが非常に重要です。クリニックではインプラントをできるだけ長持ちさせられるよう、口腔内のチェックや噛み合わせの調整、クリーニング、レントゲン検査、ブラッシング指導などを行います。
自宅でのケアについても、通常の歯磨きに加え、フロスや歯間ブラシなどを併用し、口腔内を清潔に保つよう心掛けましょう。
オールオン4とオールオン6は、どちらも歯がまったくない、あるいはほとんどない方に適応するインプラント施術です。基本的な治療の仕組みは似ていますが、埋め込むインプラント体の本数や安定性、費用、治療期間などに違いがあります。自分の口腔内の状態や治療への希望を踏まえた上で、医師と相談しながら適切な方法を選択しましょう。
名古屋歯科では、年間1,000本以上のインプラント症例実績があります。高度な専門知識と豊富な経験、最新の医療機器を生かして、医師が丁寧な施術を実施いたします。予約不要のインプラント無料相談会も行っているため、オールオン4やオールオン6を検討されている方はお気軽にご相談ください。
平井 健人
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