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2020.06.03

インプラント・入れ歯 ・ブリッジの違い

歯科の治療方法として、インプラントがよく知られるようになりました。

 

「インプラントは、取り外し式の入れ歯や、土台となる歯に人工歯をかぶせるブリッジと比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのだろう」

そんな疑問をお持ちの方も少なくありません。

 

そこで今回は、インプラント・入れ歯 ・ブリッジの3つの治療方法を、機能性、審美性、口腔環境への影響といった観点で比較してみました。

治療方法でお迷いの方は参考になさってください。

 

インプラント・入れ歯・ブリッジの違いは?歯を失ったときの3つの選択肢

インプラント・入れ歯・ブリッジの違い

失われた歯をおぎなう治療方法は、インプラント・入れ歯・ブリッジの3つです。3つの治療方法には長所や短所があります。

 

審美的に美しく、天然歯とほとんど同じ機能性を得られる治療方法がある一方で、ほかの健康な歯への影響が強く出たり、咀嚼能力が落ちてしまったりするような治療方法もあります。

それぞれの違いをよく知り、自分に合った治療方法を選ぶことが大切です。

 

【インプラント】天然歯と同等の機能がある半永久的に使える人工歯

3つの治療方法のなかでも、歯科インプラント(Dental Implant)は天然歯と同等の機能性や審美性が得られるのが特徴です。インプラント治療では、まず歯が失われた部分の歯槽骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、そのうえに人工歯を取り付けます。

 

人工歯がしっかりと固定されるため、ぐらぐらした感じがせず、メンテナンスすれば半永久的に使用できます。別の歯や顎の骨にほとんど負担がかからない、持続可能性のある歯科治療です。

 

インプラント・入れ歯・ブリッジの違いを9つの項目で解説

インプラント・入れ歯・ブリッジの違いを、9つの項目でまとめました。

 

インプラント 入れ歯 ブリッジ
機能性

天然歯とほぼ同等

×

咀嚼能力が低下する

天然歯とほぼ同等

審美性

天然歯とほぼ同等

×

入れ歯のバネ部分が目立つ

ブリッジの金属部分が目立つ

治療部分の違和感

なし

×

異物感が強い

なし

ほかの歯への影響

なし

×

バネをかける歯への負担がある

×

隣の健康な歯を削る必要がある

顎の骨への影響

なし

×

歯の抜けた部分の骨が痩せる

×

歯の抜けた部分の骨が痩せる

寿命

半永久的

7~8年程度

7~8年程度

治療条件

持病、歯周病がある場合は要注意

とくに条件なし

ブリッジを支える歯が必要

治療期間

6~24週間程度

短期間

短期間

保険 ×

保険適用外(自由診療)

保険適用

保険適用

 

インプラントは入れ歯やブリッジと比べ、とくに機能性と審美性の点ですぐれた治療です。

ブリッジは、歯がない部分の両隣にある健康な歯を削って、人工歯を上からかぶせる治療法です。機能性はインプラントとほぼ同等ですが、奥歯の治療の場合、金属部分が目立ちます。

入れ歯は、金属の留め金を両隣の歯にかけ、人工歯を固定する治療法です。人工歯が固定されていないため、咀嚼能力が落ち、さらにバネを使った治療の場合は審美性も低下します。

 

インプラントはメンテナンスをすれば半永久的に人工歯が長持ちする治療です。

入れ歯やブリッジの場合、7~8年程度で交換が必要になるだけでなく、ほかの歯や顎の骨への悪影響も無視できません。

とくにブリッジは、隣の健康な歯を削るため、支台の歯に負担がかかります。インプラントと違い、人工歯が顎の骨と密着しないため、歯のない部分の骨がどんどん痩せてきます。

 

一方で、入れ歯やブリッジには治療期間が短く、保険適用条件内で治療できるという長所もあります。インプラント治療を受けられる方は、メリット・デメリットの両方を知り、自分に合った治療方法かどうか確認しましょう。
 

インプラントを選ぶメリット・デメリットを比較

インプラント治療のメリット・デメリットをわかりやすく比較します。
 

インプラントを選ぶ2つのメリット

インプラントを選ぶメリットは、下記の2つです。
 

*1. 天然歯と同等の機能性・審美性を得られること

*2. 周りの歯や顎の骨への影響がほとんどない

 

インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋め込み、人工歯をしっかりと固定します。そのため、ほとんどぐらつきがなく、天然歯と同じように咀嚼することが可能です。

 

人工歯は審美性も高く、天然歯とほとんど同じ外見をしているため、自然で美しい口元を演出できます。また、入れ歯やブリッジには周辺の歯や顎の骨に悪影響をおよぼすリスクがあります。

 

インプラント治療ではインプラント体が人工歯を単独で支えるため、周辺の口腔環境にほとんど悪影響がありません。将来的になるべく多くの歯を残したい方は、インプラント治療が向いています。

インプラントを選ぶ2つのデメリット

インプラントのデメリットは、下記の2つです。

 

*1. 治療期間が長いこと

*2. 保険適用外(自由診療)であること

 

インプラントの治療期間は、平均して6~24週間ほどで、入れ歯やブリッジよりも長くかかります。

インプラントを歯槽骨の内部に埋め込む際、外科手術が必要になるためです。

 

また、入れ歯やブリッジには、保険適用条件内で治療をする選択肢がありますが、インプラントは原則的に自由診療です。

そのため、ほかの方法よりもコストがかかるケースがあります。ただし、医療費控除を利用すれば、支払額を抑えられる可能性があります。

 

インプラント・入れ歯 ・ブリッジの違いを知って自然で美しい口元を手に入れましょう

 

インプラント・入れ歯 ・ブリッジの違いを解説いたしました。

インプラント治療は、機能性や審美性に優れ、メンテナンスをすれば半永久的に人工歯を保持できる治療方法です。

ほかの歯や顎の骨への悪影響がほとんどないという点でも、入れ歯やブリッジより優れています。

 

ただし、入れ歯やブリッジは治療期間が短く、保険適用条件内で治療ができます。インプラントのメリット・デメリットについて知り、ご自身に合った治療方法を選びましょう。

平井健人院長

こちらの記事の監修医師

名古屋歯科

歯科医師 院長 平井健人

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